印刷用紙の目のお話

2017年3月22日

 

印刷用紙を作る製紙の抄紙工程において、繊維は紙を抄く方向(流れ)に並びますが、この繊維が並ぶ方向を「目(紙目)」といい、印刷用紙には「縦目(T目)」、「横目(Y目)」という2つの「目」があります 。

    縦目(T目):紙目は長辺に平行

    横目(Y目):紙目は短辺に平行

 

一般的に、本は、紙の「目」が天地方向(上下)に流れるように作ります。

「目」が逆になりますと、本のめくりが悪くなってしまいますので、本の判型が決まった段階で使用する用紙の「紙の目」も決まります。(例外はあります)
例えば、タテ長の本の場合、

判型の数字が偶数(A4、A6、B4など)ですと「横目(Y目)」

判型の数字が奇数(A3、A5、B5など)ですと「縦目(T目)」

の用紙を使います。(ヨコ長の本を作る場合は、逆になります)

 

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